県は10月26日、2015年国勢調査確定値を発表した。昨年10月1日現在の県内総人口は137万7187人で、10年の前回調査と比べ3・5%、4万9592人の減少となった。
壱岐市の人口は2万7103人(男1万2860、女1万4243)で、10年の2万9377人から7・7%、2274人の減少。年平均454・8人が減少している。世帯数は1万2で、399世帯減少した。
県内で人口が増加したのは大村市、長与町、佐々町の1市2町。離島部は減少率が高く、新上五島町10・7%、小値賀町10・1%、対馬市8・6%、五島市8・1%で、本市は離島部の中では減少率が小さかったが、21市町の中では15番目の増減率だった。
本市人口の年齢区分は、0~14歳3736人(13・8%=県平均13・0%)、15~64歳1万3749人(50・7%=同57・4%)、65歳以上9615人(35・5%=同29・6%)で老年人口は県平均より約6ポイント高く、対馬市(33・9%)を上回った。