
市還暦式が14日、壱岐の島ホールで開かれ、皆で還暦を祝った。対象は昭和40年度に生まれた市内270人、市外184人の計454人(前年比13人増)で、そのうち市内143人、市外152人の計295人が出席した。
還暦者代表者会主催の長寿祈願式に続き、市主催の還暦式があり、篠原一生市長から旧10中学校区と市外出身者に還暦証書と記念品が贈られた。
式は、代表者が腕を組んで登壇したり、会場に手を振るなどして、笑顔が広がる和やかな雰囲気で進められた。
篠原市長は式辞で人口減少対策について触れ、「壱岐に住んでいたくても就職や進学で島外に出なければならないのが離島の悲しいところだが、島外に出ても壱岐市民でいられるような形も模索したい。今後5年間が大事な変革の時で、一緒に壱岐を前に進めていただきたい」と述べた。
還暦者を代表して勝本町出身の井戸川善朗さんが謝辞を述べ、▽健康づくりをしてなるべく病院通いを少なくする▽地域経済活性化で税収アップ▽壱岐の魅力を全国、世界に発信することの3点を《壱岐市に貢献できること》として提案。「子どもたちが帰りたいと思えるよう、最高の親として子どもたちに好かれてください」と呼びかけ、「私たちはまだ学ぶべきことが多い未熟者で、学び続けながら愛する壱岐に貢献して参ります」と述べた。
最後には市老人クラブ連合会、久保田恒憲会長の発声で万歳三唱した。






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