© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20191/25

スポーツ楽しむ指導を。

13日に福岡県宗像市で行われた「益子直美カップ小学生バレーボール大会」が話題になっている。元日本代表の益子さんが大会会長を務め5年目を迎える大会で、出場チームは「監督が絶対に怒らないこと」が条件になっている。益子さん自身、中学生の頃に「怒鳴られるのが怖くて、どうしたら怒られないかばかり考えていて、バレーが楽しくなかった」という。バレーボールの指導者には厳しい人が多いが、それでは子どもたちが楽しく、のびのびとプレーできない。ゲームに勝つことよりも、まずはバレーボールを楽しみ、好きになることを重要視して、この大会を企画した。その主旨に賛同し、今回も九州各県、山口県から参加した600人の児童がバレーボールを楽しんだ。

同様な考え方は他のスポーツにも広がりつつある。横浜DeNAの筒香嘉智外野手は14日の少年野球チーム・堺ビッグボーイズの体験会に出席し「昨年、ある少年野球チームの練習を見学した時に、指導者が指導というよりも暴言、罵声、事細かい指示を行っていた。子どもたちはできないのが当たり前なのに、なぜそれに腹を立てて怒っているのか。小さい頃から細かいことを詰め込み過ぎると、大きいスーパースターは生まれにくくなると思う」と話した。昨年はアメリカンフットボール、体操、ボクシング、相撲などスポーツ界で様々な問題が噴出した。「指導」の在り方がその大きな原因にもなっていた。筒香選手は「時代が明らかに違う。スポーツ界全体が変わらなければいけない。子どもたちのために変わる必要がある」と警鐘を鳴らした。

体罰が「罪」であることは以前より意識されるようになってきたが、まだ「指導」という名のパワハラに近い行為は根強く残っている。壱岐でも皆無というわけではない。強くなるためにある程度の厳しさ、規律は必要だが、まずは子どもたちがスポーツを楽しむことが強くなるための第一歩であることを再認識する必要がある。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

201912/6

33年ぶり鯨組「羽刺唄」披露。壱岐商業高校創立70周年式典

壱岐商業高校(長池純寛校長、238人)の創立70周年記念式典が11月23日、勝本町の西部開発総合センターで開かれた。同校の卒業生は1949年…

201912/6

渡良Aが2年連続5度目V。第21回小学生駅伝大会

第21回壱岐ロータリークラブ小学生駅伝大会(6区間6・4㌔=1・6区1・2㌔、2~5区1・0㌔)が1日、筒城浜ジョギングコースで開かれ、市内…

201912/6

霞翠が6年ぶり地元勢V。市長旗玄界灘親善少年軟式野球大会

第16回壱岐市長旗争奪玄界灘親善少年軟式野球大会の決勝、3位決定戦が11月30日、芦辺ふれあいグラウンドで行われ、盈科少年軟式野球クラブと霞…

201911/29

第3次市総合計画案を答申。タイトルは「壱岐、誇り」。

市総合計画審議会の長嶋立身会長と川﨑裕司副会長は22日、第3次壱岐市総合計画案を白川博一市長に答申した。同案は12月4日開会予定の市議会定例…

201911/29

全国市町村で初の開設。スマートニュース壱岐ch

スマートニュース社(本社・東京都)は22日、スマートフォン・タブレット用ニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」の壱岐市チャ…

ページ上部へ戻る