© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20189/7

さらに進んだ子ども議会に。

平成30年市子ども議会が8月29日に開催された。市内4中学校の代表者が、市議会の模擬体験を通じて、市民生活と行政の関わりや、壱岐市が直面する課題について考え、議会制民主主義への理解を深めながら地方自治の仕組みについて学習することを目的に、平成26年から始めて今年で5回目の開催。中学生たちが懸命に壱岐市の課題について勉強し、実際の議会に立ってその課題について市長、教育長に対して質問をする機会は、代え難い貴重な体験となるはずだ。

各校とも質問だけでなく「提案」を織り込んでおり、中学生ならではの発想は、理論武装が多少足りなかったものの、斬新なアイデアもちりばめられていて、市政にとって有意義な部分もあったように思えた。これらの提案から実際の施策の発展するようなものがあれば、市にとってはもちろん、中学生たちにも大きな刺激になることは間違いない。郷ノ浦中学校は中学陸上短距離界のエースでもある長門虎太郎さんが、スパイクのピンが土とタータンでは違うことなど自らの経験を踏まえて、大谷グラウンドを全天候型タータンコートに改修することを要望した。現役選手だからこそできる主張であり、今後の論議にも影響を及ぼす貴重な提言だった。

だが敢えて今後のために、要望したいこともあった。「質問」がやや甘かったことだ。データ的なこととか、これまでの実績などについては、事前に担当課に聞いておけば判ることだ。訪問、電話でも、中学生に対して丁寧に教えてくれる。本会議の一般質問であれば、敢えて判り切ったことを質問して、次の再質問の材料にするという手法もあるのだが、子ども議会ではそれだけの時間もない。せっかく市長、教育長が直接答えてくれる質問なのだから、このような担当課でも判る質問をするのはもったいないことだ。中学生ならではの素朴な疑問を市長にぶつけて、市長、教育長の考え方を聞き出すような質問をしてもらいたい。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20191/18

新春マラソンに1817人出走。ハーフ男子は川谷勇貴さん優勝。

第33回壱岐の島新春マラソン大会(同実行委員会主催)が13日、芦辺・ふれあい広場を発着とする特設コースで開かれ、6部門33種目に延べ1817…

20191/18

壱岐の「本物」育成が必要。

年末年始は仕事以外は外出せずに、テレビを観る時間が多かった。動画のネット配信に押され気味だと言われているテレビだが、見応えのある番組もあった…

20191/18

こどもセンターの事業充実を。子育てサークル4団体が要望。

「子育ての島・壱岐」の充実に、保護者たちが立ち上がった。市内子育てサークルの「おひさま」「さくらんぼ」「たんぽぽの会」「笑(えみ)」の4団体…

20191/4

4月下旬リニューアルオープン。イルカパークを観光の目玉に。

昨年12月14日からリニューアル工事のため休園している壱岐イルカパーク(勝本町)が、GW前の4月下旬に営業を再開する。運営は壱岐パークマネジ…

20191/4

胸熱くした田中さんの疾走。

12月23日に京都市で行われた第30回全国高校女子駅伝に長崎県代表として初出場した長崎商業高校のキャプテンとして、芦辺中学出身の田中亜可梨さ…

ページ上部へ戻る