地域情報

「鎮魂と復興に祈りを込める」郷ノ浦で24年ぶり花火大会。

壱岐の夏の名物・花火大会が11、13、14、15日に郷ノ浦、勝本、石田、芦辺で開催され、市民や帰省客らが夜空を彩る大輪の花を観賞した。郷ノ浦は「LIGHT UP NIPPON IKI ISLAND」の名称で、「東北を、日本を、花火で、元気に。」をスローガンに、東日本大震災被災地をはじめ今年は全国23か所で同時に、鎮魂と復興に祈りを込めて実施された。

壱岐では弁天崎公園から約千発が打ち上げられ、郷ノ浦港フェリーターミナルに併設されたイベント会場を中心に、郷ノ浦港新岸壁、元居公園、岳の辻などから約3千人が観賞した。イベント会場ではワックスボウル、竹あかりのワークショップと展示、ダンスチームによるステージなども行われた。郷ノ浦で花火大会が行われたのは、平成6年の郷ノ浦大橋開通記念イベント以来24年ぶりで、実行委員会は来年以降も継続して実施する意向を示している。

15日は郷ノ浦のフェリーみしま発着所で郷ノ浦地区精霊流し保存会主催の第6回精霊流しも行われ、盆を迎えた故人や先祖を偲んでもやい船が供えられ、思い思いの文字を書き入れて火を灯した紙灯籠が、次々に郷ノ浦港に流された。

関連記事

  1. 「しまの映画館」が開館 9日に「最強のふたり」上映
  2. 専門学校で開校式。留学生も入学予定。
  3. 柳田にコンテナ村。5日に1店舗目オープン。
  4. 海水温が過去最高。9月初めまで高水準。
  5. 壱岐市長選候補者③ 坂本 和久候補(51=無所属・新)
  6. 3万個のイルミネーション。旧初山中で1月4日まで点灯。
  7. 1~3月期8・3%減 長崎県観光動向調査壱岐ブロック
  8. 壱岐ゆかりの芸術家たち展 19日まで一支国博物館で開催 

おすすめ記事

  1. 約2千人が詰めかける 結の会バザー祭
  2. 華々しく市総合文化祭 2日間にわたる出演部門ステージ
  3. 船と龍テーマに企画展 国特史指定25周年 原の辻ガイダンス

歴史・自然

PAGE TOP