© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20172/10

社説・違法コピペ、絶対にダメ!

市テレワークセンターが今月末に仮オープンする。離島のハンデを感じにくい新たな仕事の形を、本市に定着させる大きなチャンスとなる。ウェブライターの仕事は、専門知識をそれほど必要としないため、主婦らの関心も高い。クラウドソーシングで受注できる仕事も多く紹介されている。
だが気を付けなければならないのは、そうした仕事には違法スレスレなものもあるということ。話題になったキュレーションサイト(まとめサイト)がその典型だろう。
まとめサイトのライターもクラウドソーシングで募集されている。大手の撤退で一時期よりは減少しているものの、いまでも募集は続いている。仕事の紹介欄には「自分で文章を考える必要はありません。書き方は指導しますので、誰にでもできます」などと書かれているが、おそらくそれはネット上の記事をコピー&ペースト(コピペ)する仕事だと考えられる。発注主でもできる作業を、違法性も疑われるため、敢えてこのような形でライター募集しているのかもしれない。
ネットや新聞の記事などは著作権法で守られている。一部は「引用」が認められているが、文化庁は引用について「かぎかっこをつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること」「自分の著作物が主体であること」「出所の明示がなされていること」など厳しく定めている。これが守られていない原稿は「盗作」の疑いがあることになる。
まとめサイトは、文章の前後を入れ替えたり、いくつかの文章を融合して、著作権法に抵触しないような工夫をしているケースが見られるが、もし訴えられれば無罪という保証はできない手法だ。
ライターの仕事に「おいしい話」はまずない。「誰も気が付かないだろう」などと安易な気持ちで他人の原稿をコピペしていたら、いずれ大変な事態を招きかねない。壱岐でウェブライターを目指す人たちには、取材を重視したオリジナルの記事を書いてもらいたい。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

201911/8

多彩なイベント開催。ごうのうらひろばの日

郷ノ浦商店街の秋祭り・ごうのうらひろばの日が3日、壱岐の島ホールで開かれた。 開会を飾ったのは「いき伴」。「認知症になっても安心して暮…

201911/8

沈黙は容認と受け取られる。

1日に本市で開かれた県原子力安全連絡会は、玄海原発のUPZ(30㌔圏内)に入る松浦、佐世保、平戸、本市の4市が原子力防災や安全対策などの情報…

201911/8

空港滑走路延長には難色、後継機にATRを検討。壱岐市から県知事要望。

壱岐市から県に対しての要望活動が10月31日、県庁特別応接室で行われ、市側からは白川博一市長、豊坂敏文市議会議長、山本啓介県議らが、県からは…

201911/1

GCは吉井さん生産「けいこ」。和牛共進会は芦辺が席巻。

第10回市和牛共進会(JA壱岐市主催)が10月23日、壱岐家畜市場で開催され、種牛の部1部(若雌1)9頭、2部(若雌2)9頭、3部(繁殖雌牛…

201911/1

「誰一人取り残さない」難しさ。

市内18小学校区のトップを切って、10月1日に三島地区のまちづくり協議会が設立した。その迅速な対応、作成された計画書のレベルの高さなど、三島…

ページ上部へ戻る