地域情報

壱岐産米でおもてなし こぎ出せミーティング

こぎ出せミーティング(米粒の違いを確認)

平成25年度壱岐地域こぎ出せミーティングの第1回会議が11月21日、壱岐振興局国分庁舎で行われ、壱岐振興局、市、JA、商工会、観光連盟、民宿協同組合、県料飲業衛生同業組合壱岐支部などから10人のメンバーが参加した。
こぎ出せミーティングは県地域振興課が取り組む地域発の地域づくり推進事業で、振興局単位で実施。年4回程度の会議を行い、そのうち1回は知事も参加を予定している。7振興局合わせて予算は約1300万円。今年度のテーマは「壱岐産米でおもてなし」とし、高温耐性が強く、食味が優秀な壱岐産つや姫、にこまるを観光客にPRし、国体開催時の「おもてなし」の方策を探ることになった。
会議ではまずつや姫、にこまる、コシヒカリの3種を、銘柄を隠して試食。背白米、基白米の高温障害で出た2等米のコシヒカリのややモッサリした食感、つや姫とにこまるは食味は似ているが粒の大きさが多少違う点など、味、食感の違いを体感した。
壱岐では最新の生育予測システムを導入し好適移植期、好適出穂期の推定を行って田植えをしていること、夏季は長崎市と比べて平均気温が2℃程度低いこと、つや姫は特別栽培米で化学由来窒素、化学合成農薬の使用を2分の1以下に抑えていることなどが壱岐振興局・舩場貢農林水産部長から紹介され、メンバーからは「壱岐の米がなぜうまいのか、お客さんにこのような説明をしていくことが必要」などの意見が出された。
今後は市内宿泊施設での壱岐産米使用比率の調査、PRするためののぼりの設置、店舗紹介・案内パンフの作成、ひと声運動の実施、案内者づくりなどに取り組んでいく。

 

関連記事

  1. 過去最多、島内外281人が参加 筒城でボランツーリズム
  2. 深海魚リュウグウノツカイ 郷ノ浦漁協定置網で捕獲
  3. 「壱岐の魅力は日常に」 協力隊長澤さんが活動報告会
  4. 2人と1団体に市長特別表彰 バレー田中さんは2度目の受賞 作文・…
  5. ケーブルテレビ移行が合意。ID・パスワードなど変更なし(但し、利…
  6. 白川市長と中村知事、滑走路延長で論戦。壱岐市から県知事要望。
  7. 尺玉12発、秋の空に大輪 壱岐島ふるさと花火
  8. イベント情報を集約 主催側の広報の労力軽減に一役 「壱岐カレンダ…

おすすめ記事

  1. ウニや海藻の生態、ホンモノで学び 公民館教室で初の海洋教室
  2. 世界とKANPAIフェス 壱岐焼酎産地指定30周年記念
  3. 俳句ポストに約1400句 壱岐文化協会が特選作品を表彰

歴史・自然

PAGE TOP