© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201410/17

離島観光客にもっと情報提供を

syasetsu 昨年8月にプレ大会を開催するなど1年以上にわたって準備を進めてきた国体自転車ロード・レースは、台風19号の影響で中止となった。選手たちはもちろん、努力を重ねてきた関係者、楽しみにしていた市民にとって残念な事態となったが、この暴風雨では仕方がない。壱岐に来た選手たちが万全の体調で、佐世保のトラック・レースに出場できることを祈るばかりだ。
この中止で、改めて離島でのイベント開催、観光客誘致の難しさを痛感した。一般市民の参加が原則の国体は、当初日程を超えての順延を行うことができない。同様に一般の観光客も、「船が出ない」という理由で旅行日程を延ばすことはなかなか難しい。会社を休めないこともあるが、割引ツアー・チケットを購入していると、日程変更は金銭的にも大きな負担となる。自ずと「予定が立てにくい離島は避けよう」という考えになりかねない。
天候の問題はどうしようもないが、迅速正確で細やかな情報の提供で、旅行者に少しでも安心感を与えることは可能だ。船便の欠航情報は、九州郵船ホームページに掲載されていない。荒天時は電話はなかなか通じないこともある。改善を求めると同時に、市、観光連盟もできる限り情報提供に協力して欲しい。
土日曜・祝日、夜間も観光客に対応できるように、当直以外にも人員配置を行ったり、登録した旅行者に対してメールで知らせるなど、もっときめ細かな対応ができないだろうか。11日午後のジェットフォイルが芦辺から郷ノ浦へ寄港地変更となり、予約をしていなかったため連絡がなく、知らずに芦辺港に来て困っていた観光客がいた。防災放送は流れたが、観光中の旅行者は聞くことができない。
欠航の案内も、直前にならなければ正式に決定できないことは理解できるが、島民ならこれまでの経験である程度のアドバイスはできるはず。航空会社やJRの窓口対応も、以前ほど杓子定規な返答ばかりではなくなってきている。親身になって旅行者の相談に乗ることができる、年中無休の窓口設置を望みたい。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20182/16

「美しい日本語の話し方」、劇団四季の俳優が授業。

本市で公演を行った劇団四季の俳優3人が5日、渡良小学校の4~6年生の児童38人を対象に「美しい日本語の話し方教室」を開いた。講師を務めたのは…

20182/16

もっと繋がる公衆無線LANを。

やや古いデータだが、観光庁が昨年2月に発表した訪日客への調査で、「旅行中に困ったこと」の1位は「施設などのスタッフのコミュニケーション」で3…

20182/16

原子力規制委と意見交換会。「住民は不安」、白川市長ら訴え。  玄海原発3号機16日燃料装填へ。

原子力規制委員会(NRA)の更田(ふけた)豊志委員長(工学者=原子炉安全工学、核燃料工学)と山中伸介委員(工学者=原子力工学、核燃料工学)が…

20182/9

「鬼は外、福は内」。一支国博物館で節分行事。

節分の3日、一支国博物館で「キッズDAY!レッツ節分」が開かれた。昨年に続いて2回目で、児童と保護者120人が参加した。 参加者は節分…

20182/9

一流芸術文化に触れる。劇団四季ミュージカル鑑賞。

劇団四季のファミリーミュージカル「嵐の中の子どもたち」の本公演が4日、市内小学生らを招待した同「こころの劇場」が5日、壱岐の島ホール大ホール…

ページ上部へ戻る