日本高野連は13日、来春の第97回センバツ高校野球大会(3月18日開幕・甲子園)に出場する21世紀枠の各地区候補9校を発表。九州地区は沖縄を含む8県の推薦校の中から、長崎県推薦校の壱岐高校が選出された。壱岐高校は2002年に県推薦校となったが、同年の地区推薦校は直方(福岡)で、同校が地区推薦となったのは初めて。16日には県高野連・大川周一会長が同校を訪れ、浦上脩吾主将(2年)に推薦盾を授与した。来年1月24日の選考委員会で21世紀枠2校を含む出場32校が決まるが、各地区の中でも「最難関」と見られていた九州地区で推薦を勝ち取ったことで「壱岐から甲子園」の壱岐ナインの夢は、大きく一歩前進したことになる。