市消防音楽隊「ハミングバーズ」の第3回定期演奏会「ハミングレトロ」が25日、壱岐の島ホールで開かれ、アンコールを含め18曲を演奏。約250人の観客が演奏を楽しんだ。
ハミングバーズは2015年に結成。現在団員15人で組織され、式典などで演奏を通じて消防・防火活動の広報を行っている。
演奏会には音楽隊のOBも協力。楽器やアンサンブルなど演奏形式などの紹介も交え、3部構成で行われた。
最後の第3部ではテーマのレトロにちなみ、「センチメンタル・ジャーニー」や「青い珊瑚礁」、「昂」、「北酒場」など懐メロを演奏し、会場を湧かせた。
コンサートの途中、市消防団の安川昭彦団長がステージであいさつし、「消防団としても消火や災害復旧だけでなく、自分たちにできることを少しでも役に立てればと音楽活動や広報活動に取り組んでいる。興味がある方は参加いただければ」と呼びかけた。
また、消防操法大会の結果を報告し、「ハミングバーズの演奏で力をもらって、(全国大会の)宮城で壱岐を宣伝してきたい」と述べた。