市教委は1日、「新・松永安左エ門記念館(仮称)建設基本構想」を市ホームページで発表した。石田町印通寺浦の松永安左エ門生家横に昭和46年開館した現記念館は、建設から50年以上が経過。平成28年に行われた耐震診断の結果は良好だったものの、法定耐用年数を超え、外壁にクラック(ひび)が目立っており、電気設備の劣化も進んでいる。来館者が利用する施設としては適切さを欠いているため、隣接する旧ふるさと資料館(閉館中)とともに取り壊し、併せて1638平方㍍の敷地に新・記念館を建設する構想を立てた。配置イメージ図には生家への見学動線、講座室・ライブラリー、飲食施設、物販施設も盛り込んでいる。