壱岐警察署で初めての「ふれあいイベント」が9日、同署で開かれ、子ども連れら約200人が訪れる大盛況となった。
イベントは白バイ隊、県警音楽隊がツールド壱岐島の先導、広報活動のため来島する機会に「壱岐島の子どもたちが普段はなかなか見ることができない警察の仕事を見てもらいたい。警察というと堅苦しくて怖いイメージを持つ子どももいると思うので、身近な存在であることを感じてもらいたい」と同署の原口麗和巡査長が企画。白バイ・パトカーの試乗体験、県警音楽隊の演奏、子ども用制服の試着体験、警察ミニゲーム(射的)、警察装備品の紹介などを同署前の駐車場で行った。
子どもたちは普段は触ることもない白バイにまたがり笑顔で記念撮影をしたり、犯人の絵に向かって射的をするゲームに興じるなど、楽しい時間を過ごした。県警音楽隊の5人はトランペット、サックス、トロンボーン、ホルンの金管楽器で「いぬのおまわりさん」「トトロ・メドレー」「宇宙戦艦ヤマト」「長崎は今日も雨だった」などを演奏した。
原口巡査長は「初めてのイベントでどれだけの人が来てくれるのか心配だったが、予想を大きく上回る人出となり感激した。天気も何とか雨が降らないで我慢してくれた。これからも親しみのある警察を目指して広報活動を行っていく」と話した。