原の辻ガイダンスで10日、NPO法人一支國研究会主催の「さなぶりの祭り」があり、約70人の市民らが参加した。5月18日にガイダンス前の圃場で開いた「お田植祭」で市民らが手植えした古代米(緑米)の豊作を祈る行事で、神職が壱岐神楽の豊年舞を奉納し、関係者、市民らは古代の王やシャーマンの衣装を着て参列した。
神事後は、自然農法を行うためアイガモの幼鳥50羽を、子どもたちが古代米の田圃に放鳥した。田口愛さん(初山小3年)は「アイガモに初めて触ったけど、とてもフワフワして可愛かった。全然怖くなかった。害虫を食べてくれて、すごいと思った」と話した。
イベント後には参加者には古代米の緑米が使われた「田植だご」が振る舞われた。10月20日には収穫の刈り入れ祭を、11月17日にはながさきピース文化祭2025壱岐市プレ大会の一環として秋の収穫祭を行う。