第20回壱岐市長旗玄界灘親善少年軟式野球大会(壱岐軟式野球連盟主催)が11月26日まで芦辺ふれあい広場グラウンドで開かれ、島内7チーム、福岡県、佐賀県唐津市の島外11チームの計18チームが出場(安徳北ジャガーズ、北波多少年野球クラブは棄権)した。
本市チームは盈科少年軟式野球クラブが決勝に進出し、福岡三苫ヤンキース(福岡)と対戦した。盈科は1回裏、1番髙野紫苑(6年)の三塁内野安打から盗塁、捕逸で1死三塁のチャンスを作り、3番坂井煌弥(6年)の一塁ゴロの間に1点を先取した。
盈科先発の坂井は2回表に二死から2本の長打で2失点、3回表には先頭打者に中越え本塁打を浴びた。3回裏、盈科は坂井の四球、田島愛蓮(6年)の左前打、刈間湊太(6年)の送りバントが相手の野選を誘い無死満塁のチャンス。1死から長岡眞白(6年)がスクイズを決め三塁走者が生還。さらに二塁走者も本塁を狙ったがタッチアウトとなり、同点のチャンスを逸した。
4回からはエース髙野がリリーフし、球数制限の6回途中まで無失点に抑えたが、打線はあと1本が出ずに3‐2で惜敗。福岡三苫は昨年大会に続き連覇を達成した。
髙野主将は「チーム一丸の野球で決勝まで来られたが、やはり優勝できなかったのは悔しい。準決勝、決勝の自分の投球はまずまず良かったと思うが、相手の力が一枚上だった」、決勝で先発した坂井は「2回は2死からの失点だったのでもったいなかったし、3回の本塁打も痛かった」と話した。
▽1回戦 福岡三苫ヤンキース18‐0石田、西唐津ブルーウェーブ4‐3原北ウィングス▽2回戦 福岡三苫9‐0久里ファイターズ、大野リトルファイターズ11‐6勝本、鯨伏8‐0平野リトルジャガーズ、福岡ストロングナイン5‐1相知レインボー、盈科26‐0西唐津、筑紫野リトルホークス10‐3那賀▽3回戦 福岡三苫3‐2田河、大野4‐3霞翠、福岡ス7‐3鯨伏、盈科3‐0筑紫野▽準決勝 福岡三苫5‐0大野、盈科4‐2福岡ス▽3位決定戦 福岡ス3‐2大野
▽決勝
福岡三苫021000-3
盈科 101000-2