壱岐釣り船協会(永村弘一会長)主催の第5回壱岐島タイラバ&ジギング大会が4日、壱岐周辺海域であり、中国上海からの7人を含む86人が出場。同協会所属の釣り船14隻に乗り込み、大物のマダイなどを求めて釣りの技術を競った。
タイラバはマダイを釣るための疑似餌(ルアー)で、早朝から昼過ぎまでタイラバを使って1尾の長さを競った。
優勝は郷ノ浦町沼津出身で福岡県春日市在住の田原章吾さん(70)。釣り歴20年のベテランで同大会出場は3回目。77㌢を釣り上げ2位の73㌢、3位の71・5㌢に僅差で勝った。
「ただただラッキーで、船長のおかげです。全体的に(タイの食いは)渋かったけど、同乗者が親切で楽しかった。このような大会を開いていただき、ふるさと愛を感じることができました」と喜びを語った。
今大会では金属製ルアー「メタルジグ」を使って大物を狙う「ジギング部門」が新設され、タイラバ部門とは別に26人が3隻に乗り込み大物を狙い、上海から参加の会社経営、王正(オウ・ショウ)さん(58)が97㌢のヒラマサを釣り上げて優勝した。