SDGsの取り組みに関する研修や教育旅行を手掛けるサラヤエスビーエス株式会社(根本三千夫代表取締役社長、本社・大阪市)は3月30日、芦辺町の内海湾でシーカヤック体験を運営する一支国シーカヤック(鵜瀬守代表)にシーカヤック1艇などを寄贈した。
寄贈されたのはエストニア製のシーカヤック(2人乗り、全長6・5㍍)とパドル、ライフジャケットの一式。
一支国シーカヤックが、体験者に海洋プラスチックや漂着ゴミなど環境の啓発を行ってことに共感したことに加え、カヤック体験を通じて漂着ゴミの現状や海の魅力を多くの人に見てもらいたいとの思いから寄贈の運びとなった。この寄贈を受け、所有するシーカヤックは22艇になった。
青島公園駐車場であった寄贈式で鵜瀬代表は「ありがとうございます。子どもたちにいろいろな経験をしてもらいたいし、島外の方にも壱岐の魅力を知ってもらいたい」と感謝を述べた。
根本社長は「壱岐のSDGs未来都市に相応しい活動をしてあり、対馬、壱岐の漂着ゴミを知ってもらいたい。観光を呼び込みながらゴミをしっかりと見せて、あるいは研修して大人の行動を変えるようなきっかけづくりをしたい」などと話した。
一支国シーカヤックの問い合わせは、市観光連盟(☎47‐3700)へ。