地域情報

9人目の地域おこし協力隊員。いきっこ留学担当・大森さん。

市は3日、市地域おこし協力隊員(離島留学生コーディネーター担当)として福岡県柳川市からUターンした大森久子さん(48=芦辺町出身)に委嘱状を交付した。任期は最長で2023年1月末まで。市教育委員会教育総務課に配属される。同隊員採用は今年度3人目で、任期中の隊員は計9人。

隊員業務として、本市が2018年度から導入した小中学生の離島留学制度「いきっこ留学」などをさらに普及するため、同制度の各メディアへの売り込み、島内外の小中学校を訪問して制度説明会の実施、オープンスクールなどの企画・運営、留学生のケア・里親や保護者との情報交換、里親の新規開拓などに取り組む。

大森さんは壱岐商卒業後に福岡のアパレル会社に就職。昨年、墓参りのため本市を訪れた際に、同級生から協力隊の仕事を聞き、30年ぶりに本市にUターンすることを決意した。
大森さんは「自分は壱岐から外に出た人間だが、それだけに外から見た壱岐の良さ、市民の人柄の良さなどをよく知っている。留学してくる子どもたちは知らない場所で暮らすのが不安だと思うが、その不安も理解してあげられる。趣味の手芸を通じてボランティアに関わってきたので、その経験を活かし地元の人と留学生が触れ合えるコミュニティの場提供したい。大好きな生まれ故郷の活性化に携われることも嬉しい」と抱負を語った。

関連記事

  1. 青色のニホンアマガエル。23、24日博物館で生体展示。
  2. 「海の名人」に大久保照享さん イカ釣り漁一筋53年
  3. 全国消防操法大会必勝祈願祭 ポンプ車の芦辺地区第1分団
  4. 勝本港の花火大会が8月13日に変更
  5. 初の日曜開催で賑わう 育児サークルが「おゆずり会」
  6. 地域おこし協力隊・松本浩志さんが観光連盟事務局長就任
  7. 壱岐市マグロ資源を考える会 意見広告
  8. 猿川伊豆「長崎街道プレミアム」 県特産品新作展で最優秀賞

おすすめ記事

  1. 「蛇」にまつわる名所を観光 一支國研究会がバスツアー
  2. 昭和30年代の地図を手作り 賑いの様子を後世に、勝本町の鳥巣さん
  3. 「思い出よみがえった」 壱岐高煌雪祭で甲子園写真展

歴史・自然

PAGE TOP