スポーツ

4競技で両高校が対抗戦。野球は壱岐が26点大勝。

離島地区の県立高校は5月11日から通常日課となり、クラブ活動も再開した。中止となった県高校総体、高校野球県大会の代替大会も決定したが、各部とも練習試合、対外試合が不足していることから、壱岐高校と壱岐商業高校は7日、男女バレーボール、女子バスケットボール、ソフトボール、野球の4競技5種目で、両高校対抗の練習試合を行った。

野球部は勝本ダム野球場で対戦した。壱岐は前日に諫早へ遠征し、諫早農業と初の対外試合を行ったが、このゲームのために日帰りで帰島。前日にも登板したエース髙田恭平(3年)が連投で先発するなど、ベストメンバーで臨んだ。

高田は3回を投げ、1安打1四球を許したものの、9アウトのうち8つを三振で奪う圧巻の投球を見せた。2番手神保亮太(3年)は3回1失点、3番手下條理喜(3年)が2回無失点、4番手赤木滉征(3年)が1回無失点と、3年生投手4人のリレーで壱岐商打線を1点に封じた。

打っては中上翔(3年)がフェンス超え本塁打を含む6安打など打線も爆発し、3年生1人、部員11人の壱岐商相手に26‐1と大差をつけて快勝した。

高田は「カーブの精度はひと息だったが、前日の諫早農戦でこれまで最高の139㌔が出たように、調子は上がってきている。活動休止中は全体練習はできなかったが、投球は自主的にできたので、打撃よりは影響が少なかったと思う。甲子園が夢だったので、なくなってしまったことは大きなショックだったが、代替県大会(7月10日~8月2日)を開催してもらえるので、そこで優勝して、壱岐高は甲子園に出場できた実力あったことを見せたい」と話した。

下條理喜キャプテンは「点差は開いたが、島内で試合ができる貴重な機会なので、思い切りぶつかった。壱岐商のメンバーも子どもの頃から一緒に野球を頑張ってきた仲間なので、貴重な時間を楽しく共有することができた」と多くの声援がある地元での試合を思い切り楽しんだ。

=両高対抗戦成績=
【野球】
壱岐商
000010000-1
03033683×-26
壱 岐
【女子バスケット】
壱 岐79‐45壱岐商
【ソフトボール】
壱 岐6‐1壱岐商
【女子バレーボール】
壱岐商2‐1壱 岐
【男子バレーボール】
壱 岐4‐2壱岐商

関連記事

  1. 感染症警報を継続 ヘルパンギーナ
  2. 地域おこし協力隊・松本浩志さんが観光連盟事務局長就任
  3. 武生水が総合優勝 郷ノ浦町老人スポーツ
  4. 3種目で優勝 県ジュニア陸上
  5. 壱岐島の銘木・巨樹 林業研究同志会発刊
  6. 区間新が6人も 壱岐高駅伝大会
  7. 勝本中が全国大会1勝 1回戦で成田(宮城)破る 全国中学 軟式野…
  8. 筒城浜遊歩道ゴムチップ化検討 4中学に陸上部設置も

おすすめ記事

  1. 還暦式で長寿願う 313人が出席
  2. 無人島でかくれんぼ 妻ヶ島で大会初開催
  3. 低塩分、外洋との水温差など指摘 「護岸撤去などで生育環境改善を」 イルカパーク管理・ 環境等検討委員会

歴史・自然

PAGE TOP