一支国博物館で17日、第10回壱州祭が始まった。29日まで。入場無料。
壱岐高校と壱岐商業高校の文化部の生徒たちがともに創り上げる文化祭で、壱岐高は美術部9点、書道部9点、写真部7点、東アジア歴史中国語コース(歴史学専攻2年)、ヒューマンハート部、科学部が各1点、壱岐商業高校美術倶楽部(有志)が2点を展示している。
壱岐高美術部は第53回県高校美術展に9人全員が出展し、デザイン部門で安永七海さん(2年)が優秀賞を獲得し、7月29日から鹿児島県で開かれる全国高校総文祭に推薦されたのをはじめ、優良賞2人、入選6人の結果を出した。今回はその9作品がすべて展示されている。
同校写真部も県高校総文祭写真展で1人が佳作に入賞、東アジア歴史・中国語コースの「『神宿る島』壱岐の信仰について~歴史的変遷と特異性~」の研究論文は第16回全国高校生歴史フォーラムで応募総数78編のうち上位5編の優秀賞に選出されており、それらの展示も観賞できる。
壱岐高校放送部・吹奏楽部、壱岐商業高校壱州荒海太鼓部・吹奏楽部によるステージ部門の発表は、29日午後1時から同館3階屋上庭園・多目的ホールで3年ぶりに開かれる。