市商工会青年部(米倉真吾部長)は13日に芦辺庁舎市教育長室で、令和2年度市内各小学校へ入学する全児童(約240人)に、黄色のランドセルカバー250枚を贈呈。久保田良和教育長に手渡した。
ランドセルカバーは目立つ鮮やかな黄色の素材に、キリン、パンダ、ゾウ、コアラなどの動物たちのキャラクターが横断歩道を渡るイラストが描かれている。市への贈呈は4町合併後、毎年続けている。
米倉部長は「ランドセルカバーをつけてくれている子どもを見ると、贈呈を続けてきて良かったと思う。今後も子どもたちが安心して通学できるように活用してもらいたい。地域みんなで子どもたちを守る意識が芽生え、安全安心な町づくりに役立ててくれたら嬉しい」と話した。
久保田教育長は「全18校で入学式に配布する。厳しい予算の中、毎年贈って頂き、とても感謝している。子どもたちにとってこのランドセルカバーは大きな力で見守られていることを示している。遠くからでも1年生が通学していることが確認できるので、みんなが見守っていて、壱岐では通学路での声掛け事案が少ない」とランドセルカバーの効果を語り、謝意を述べた。