壱岐中央ロータリークラブ(下條秀樹会長)は23日、文化ホール大ホールで創立40周年記念式典と記念音楽会を開いた。
式典には来賓や国際ロータリー第2700地区内クラブなどから約200人が参加。下條会長は「当クラブは1976年に壱岐ロータリークラブをスポンサークラブとして、わが国1308番目のクラブとして発足。青少年奉仕活動として壱岐ジュニアソフトボールへの協賛、地域社会に対しては壱岐保健所が行う薬物乱用防止活動への協力などの活動を行ってきた。これからも奉仕の理想の下、人口減少と少子高齢化が進むこの壱岐の島で、地域社会、国際社会の様々な問題に取り組んでいく」と挨拶した。
40周年記念事業として障害者就労支援施設・壱岐國の里へテント2張とイベント機材一式の寄贈を行った。
引き続き行われた記念音楽会「陸上自衛隊第4音楽隊&壱岐高校吹奏楽部ふれあいコンサート」には市民ら約7百人が来場。第4音楽隊(福岡県春日市)はNHK朝のテレビ小説「あさが来た」の主題歌「365日の紙飛行機」や、坂本九・美空ひばりメドレーなど、壱岐高吹奏楽部は「ドラゴンクエスト」「おどるポンポコリン」、熊本地震の被災者へ向けて「花は咲く」などを演奏した。
また両楽隊がコラボして今年の全日本吹奏楽コンクール課題曲の「スカイブルー・ドリーム」、会場の全員が手をつなぎ「手に手つないで」を合唱するなど3曲を演奏。コンサート終了後は第4音楽隊のメンバーが、吹奏楽部員に指導を行い、交流を深めた。