ドローン(無人航空機)に親しんでもらおうと、ドローン体験教室が24日、鯨伏小体育館などであり、地元の小学生や家族連れら約80人が参加した。
鯨伏地区まちづくり協議会(原英治会長)が主催し、一般社団法人マリンハビタット壱岐(田山久倫代表)と諫早市でドローンスクールなど展開する株式会社AIR Flight(谷川航仁代表、以下エアフライト)が共催した。
同校体育館には、手のひらに乗るものから1㍍を超える農薬散布用まで約10種類のドローンが用意され、エアフライトのスタッフが高所作業の現場や測量、夜間の災害時の捜索など広く使われていることを説明した。
続いてグラウンドでドローンを使って記念撮影をした後にサンドームの屋内テニス場で、球状のフレームに覆われたドローンを使って、操縦体験を行った。
設置された輪を通す体験で、子どもたちはスタッフに操縦を教えてもらいながら、何度も墜落しながらも見事に輪を通過させていた。
体験した同校6年の正路大賀さん(11)は、「初めてドローンを操縦しました。思ったより難しかったです。いろいろな使われ方をしているのを知れて勉強になった」などと話した。