社説

社説・違法コピペ、絶対にダメ!

市テレワークセンターが今月末に仮オープンする。離島のハンデを感じにくい新たな仕事の形を、本市に定着させる大きなチャンスとなる。ウェブライターの仕事は、専門知識をそれほど必要としないため、主婦らの関心も高い。クラウドソーシングで受注できる仕事も多く紹介されている。
だが気を付けなければならないのは、そうした仕事には違法スレスレなものもあるということ。話題になったキュレーションサイト(まとめサイト)がその典型だろう。
まとめサイトのライターもクラウドソーシングで募集されている。大手の撤退で一時期よりは減少しているものの、いまでも募集は続いている。仕事の紹介欄には「自分で文章を考える必要はありません。書き方は指導しますので、誰にでもできます」などと書かれているが、おそらくそれはネット上の記事をコピー&ペースト(コピペ)する仕事だと考えられる。発注主でもできる作業を、違法性も疑われるため、敢えてこのような形でライター募集しているのかもしれない。
ネットや新聞の記事などは著作権法で守られている。一部は「引用」が認められているが、文化庁は引用について「かぎかっこをつけるなど、自分の著作物と引用部分とが区別されていること」「自分の著作物が主体であること」「出所の明示がなされていること」など厳しく定めている。これが守られていない原稿は「盗作」の疑いがあることになる。
まとめサイトは、文章の前後を入れ替えたり、いくつかの文章を融合して、著作権法に抵触しないような工夫をしているケースが見られるが、もし訴えられれば無罪という保証はできない手法だ。
ライターの仕事に「おいしい話」はまずない。「誰も気が付かないだろう」などと安易な気持ちで他人の原稿をコピペしていたら、いずれ大変な事態を招きかねない。壱岐でウェブライターを目指す人たちには、取材を重視したオリジナルの記事を書いてもらいたい。

関連記事

  1. 社説・新聞とは何か、改めて考える
  2. 社説・唐津フェリーの早朝、深夜運航を
  3. ご当地ヒーローを壱岐にも。
  4. 社説・市ホームページの成長に期待
  5. ワクワク感のある国民文化祭に
  6. 社説・壱岐郵船の参入は良い緊張関係で
  7. 論議が必要な小学校統廃合。
  8. 自治体DXの判りやすい説明を

おすすめ記事

  1. 多年生藻場消え一年生拡大 県令和7年春藻場調査
  2. 若者に選ばれる壱岐とは? 振興局が初めて交流会企画
  3. 30年連続出場で特別表彰 壱岐玄海酒造TC

歴史・自然

PAGE TOP

This website stores cookies on your computer. These cookies are used to provide a more personalized experience and to track your whereabouts around our website in compliance with the European General Data Protection Regulation. If you decide to to opt-out of any future tracking, a cookie will be setup in your browser to remember this choice for one year.

Accept or Deny