スポーツ

元五輪選手らがクリニック ミニバスケット選手84人参加

JX‐ENEOSサンフラワーズのOGがコーチを務めるバスケットクリニックが8月28日、石田小学校体育館で行われ、市ミニバスケット連盟に所属する小学生84人が指導を受けた。
同チームは全日本選手権優勝20回、女子トップリーグのWJBL8年連続優勝を誇る名門で、現役を引退した専任コーチが1995年から年間40か所以上の小学生を対象にした1dayクリニックや、中学生対象のバスケットボール教室など、競技の普及・振興と技術指導のため全国を飛び回っている。本市での開催は初めて。
来島したのはアトランタ、アテネ五輪代表で、アテネ五輪ではキャプテンを務めた大山妙子コーチ、身長192㌢の山田久美子コーチら6人。練習ではストレッチなどのウォーミングアップ方法から、ボールハンドリング、2人組コンビネーションドリル、チェスト・バウンドなどのパス回し、ドリブルからのストップシュートなど、2時間にわたって熱心な指導が行われた。
子どもたちは元日本代表選手らの鮮やかなプレーを目の当たりにし、目を輝かしながら練習に取り組んだ。牧山佳祐さん(柳田6年)は「パワーポジションでのコツを勉強した」、柳川帆乃歌さん(盈科6年)は「教わった山投げシュートを練習に取り入れていきたい」と自身の課題解消のヒントをつかんだ様子だった。
大山コーチは「壱岐でミニバスケットボールをやっている子どものほとんどが参加し、とても元気よく取り組んでくれたのが嬉しかった。みんなキャリアが浅いし、離島というハンデもあるので都市部に比べると技術面のレベルはまだ低いが、私たちが来ることで刺激が与えられたら、と思っている」とクリニックの意義を話した。
連盟の赤木貴尚会長は「壱岐市のチームは県大会でまだ1勝も挙げられていないが、この経験を活かして、秋季大会ではぜひ1勝したい」と成果に期待した。

 

関連記事

  1. 歴代最多729人が壱岐路疾走 男子・友口さん大会新、女子・みゃこ…
  2. 警察業務に関心 中学生が職場体験
  3. 壱岐高が21世紀枠県推薦校 離島の困難克服し九州大会8強 12月…
  4. 県立大が離島フィールドワーク 来夏に学生150人以上が来島 包括…
  5. 壱岐Jrが全国6位の快挙。竹下紘夢(渡良)が18人抜き。全国小学…
  6. 壱岐市選抜は2回戦敗退 離島甲子園五島大会
  7. B’z歓迎の輪が全島に 伝説残す感動の3日間 EPI…
  8. 全国小学生陸上5年男子百㍍、福原悠吾(志原)が全国4位。

おすすめ記事

  1. 約2千人が詰めかける 結の会バザー祭
  2. 華々しく市総合文化祭 2日間にわたる出演部門ステージ
  3. 船と龍テーマに企画展 国特史指定25周年 原の辻ガイダンス

歴史・自然

PAGE TOP