スポーツ

壱岐商が野球で一矢報いる 復活2年目の両校戦

両校戦(一番ポーズで気合を入れた壱岐商ナイン)

昨年から復活した壱岐高、壱岐商業高校によるスポーツ競技の対抗戦「両校戦」が1日、大谷体育館、大谷公園テニスコート、勝本B&Gセンターグラウンドで、ソフトテニス、バスケットボール(女子のみ)、バレーボール、硬式野球の計4種目で争われた。当初予定されていた女子ソフトボールは、壱岐高の選手不足で中止となった。
ソフトテニス、バスケットボール、バレーボールは昨年に続いて壱岐高が勝利を収めたが、野球は壱岐商が8‐1で快勝。一矢を報いた。
勝本B&Gセンターグラウンドは、壱岐商応援団の歓喜の声で沸いた。
壱岐商は3回、安打と敵失で無死一、二塁のチャンスをつかむと、4番大久保が迷わずに送りバント。続く野田のスクイズは外されたものの、挟殺プレーでのエラーを誘って先取点を挙げた。
6回は先頭打者が四球で出塁し、8番小川がしっかりと犠打を決め、斉藤雄の犠飛で追加点。7回も無死一塁から大久保が再び犠打を決めて、5番野田が中堅フェンス直撃のタイムリー。堅実な攻めで壱岐高を崩した。8回は5番野田の走者一掃三塁打などで4得点。一気に勝負を決めた。
先発・小川は、春季県大会で8強入りした強力な壱岐高打線相手に、9回まで4安打2四球1失点、自責点0の快投を見せた。
平川貴敬キャプテンは「スタンドの応援はこの両校戦でしか味わえないので、すごく嬉しかったです。自分たちのペースで試合をすることができました。記録に表れないミスがあったので、さらに成長してNHK杯、夏の大会を迎えたい」と笑顔を見せた。

両校戦(快投を見せた壱岐商・小川)
4月に小宮前監督からバトンタッチした西岡行人監督は「春季大会で初戦敗退し、生徒も私も失うものがない状況での試合でしたから、思い切り壱岐高さんの胸を借りることができました。派手さはなくても、よく我慢した試合をしてくれたと思います」と生徒たちを称えた。

 

◆野球

壱岐商 001001142 | 9
壱岐高 000000010 | 1

◆ソフトテニス

▽男子 壱岐高3‐0壱岐商
▽女子 壱岐高2‐1壱岐商
◆バスケットボール
▽女子 壱岐高53‐18壱岐商
◆バレーボール
▽男子 壱岐高2‐0壱岐商
▽女子 壱岐高2‐1壱岐商

両校戦(ダメ押しの三塁打を放った壱岐商・野田)

 

関連記事

  1. 後藤麻希子アナが加入 市ケーブルテレビ
  2. ホタルの乱舞が始まった 清水橋では早くも数百匹
  3. 渡良Aが2年連続3度目の優勝。盈科Aとのデッドヒートを制す。
  4. アップルが準決勝進出 全国ママさんバレー
  5. 山本珠莉亜がインターハイへ 北九州大会女子五千㍍競歩3位
  6. 新市庁舎を建設すべき 白川市長が正式表明 市議会庁舎建設 検討特…
  7. 九州大会で揮毫(きごう) 壱岐高2年、山内樹人さん
  8. 勝本が完封勝ちで優勝。市長旗争奪中学軟式野球。

おすすめ記事

  1. 今年の人身事故8件 市交通安全協会
  2. 中総体県予選に初出場、3位に 空手道クラブチーム修練会
  3. 「壱岐の魅力は日常に」 協力隊長澤さんが活動報告会

歴史・自然

PAGE TOP