地域情報

愛称「壱岐の島ホール」 命名権採用通知書を交付

市のネーミングライツ事業で「壱岐文化ホール」の命名権を獲得した壱岐の蔵酒造(原田知征社長)に対して、採用通知書交付式が6日、市役所郷ノ浦庁舎で行われ、白川博一市長が原田社長(41)に通知書を手渡した。
採用された愛称名は「壱岐の島ホール」で、使用期間は8月1日から平成33年7月31日までの5年間。命名権料は年額50万円。ネーミングライツ事業は県でも行っており、6月27日には諫早市の県立総合運動公園陸上競技場が、年額1050万円で3年間、「トランスコスモススタジアム長崎」となることが発表されている。
白川市長は「壱岐の蔵酒造からの応募と聞いて、最初は“壱岐の蔵焼酎ホール”になるのかとも思っていた。主力商品である“壱岐の島”の名前を使った壱岐の島ホールという愛称は、市民がすぐに馴染んでもらえそうだ。親しみのある素晴らしい命名をして頂いた」と感謝の言葉を述べた。
原田社長は「命名にはいろいろと悩んだが、単に会社を宣伝をするよりも、地域貢献の気持ちを重視して、市民にとって違和感のないネーミングにすることを決めた。これまで以上に市民に愛される施設にしていきたい」と企業の社会貢献(CSR)の精神を語った。
今回、ネーミングライツの申し込みがなかった大谷公園ソフトボール専用球場、石田スポーツセンターは再募集がされるが、原田社長は「ネーミングライツは市役所の若手職員が独自財源確保のために始めた制度であり、壱岐市でも面白いものが始まったと期待していた。文化ホールも最初は競争率が高いと思っていたら、応募はうちだけだった。他の2施設についても、もし再募集でも応募がなければ、もったいないので応募を考えたい」と更なる命名権獲得の可能性も示唆した。

 

関連記事

  1. 第3次市総合計画案を答申。タイトルは「壱岐、誇り」。
  2. ひょうたん形土器を比較展示 一支国博物館常設展示室
  3. タブレット導入を検討 ICT推進特別委
  4. 4会場で敬老会 70歳以上7598人
  5. 目標超える支援金集まる 11月に野良猫不妊手術実施へ
  6. 総額208億5600万円 新年度一般会計予算案可決
  7. 幻想的な光のショー。ゲンジボタルの乱舞始まる。
  8. 木のぬくもりと明るさ特徴。特養「壱岐のこころ」内覧会。

おすすめ記事

  1. 「歩こーで!」壱岐市が2連覇 企業団体はイチヤマが優勝
  2. 4百人が収穫の秋楽しむ 王都米づくり収穫祭
  3. 高精細複製の南蛮屏風 一支国博物館で展示

歴史・自然

PAGE TOP