地域情報

子牛平均価格82万3千円 11市場連続の歴代最高更新

JA壱岐市の定例6月子牛市が1、2日の2日間、芦辺町の家畜市場で開催され、平均価格は82万3040円を記録。歴代最高だった前回の4月市場から2・5%、約2万円上昇した。平均価格は平成26年10月市場から11市場連続で歴代最高価格を更新し続けており、この3年間で30万円以上も高騰したことになる。
入場頭数は704頭で前回より40頭少なく、取引頭数は703頭。販売総額は約5億7860万円で、前回より約1600万円の減少。去勢の平均は87万7834円、牝の平均は75万7458円。最高価格牛は歴代最高の138万4560円(税抜128万2千円)だった。
JA壱岐市・川﨑裕司組合長は「全国的には高値がやや頭打ちになっていたので心配もあったが、壱岐はまだ大丈夫だった。牛の出来の良さが価格を支えてくれた。入場頭数も何とか700頭台を保つことができた。この価格をベースに、7千頭達成へ向けた増頭対策に取り組んでいきたい」と話した。
平戸口、宮崎中央、熊本などの各市場でも平均価格は81~83万円台で落ち着きを見せつつあり、壱岐家畜市場の和牛バブルも次回の8月市場から安定していきそうだ。
また3日に行われた成牛市は169頭が入場し、全頭取引成立。販売総額1億2311万7840円、平均価格72万8508円とも、前回市場を大幅に上回った。

 

関連記事

  1. 特殊詐欺を未然に防止。2人に壱岐署長感謝状。
  2. 愛称「青い海と緑の広場」 郷ノ浦客船埠頭前の緑地
  3. 4月から島民運賃値下げへ。国境離島新法制度説明会
  4. 総合戦略骨子案を検討 人口減少対策会議
  5. 今季は特等米も 日本酒仕込み開始 新酒は10月下旬に 重家酒造
  6. 勝本小近くで道路陥没。芦辺で観測史上最大降水量。
  7. 四季菜館が新装オープン。店舗面積が3倍に拡大。
  8. 「ふるさと割」で県内宿泊3千円オフ 宿泊予約サイトでクーポン配布…

おすすめ記事

  1. どれだけ勉強しているかが判断材料
  2. 協力隊員に名子さん、林さん ―海の資源回復担当―
  3. 司馬遼太郎の足跡たどる 一支国博物館がバスツアー

歴史・自然

PAGE TOP