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梅雨の壱岐路を銀輪が疾走 サイクルフェスタに618人出場

壱岐サイクルフェスティバル(第28回壱岐サイクルロードレース、同壱岐チャレンジロードレース、第16回壱岐ジュニアチャレンジロードレースの3大会)が5日、市内の特設コースで行われ、12部門に昨年より1人少ない618人が出場し、598人が完走した。
島内の出場者は50㌔に8人、30㌔に23人の計31人で、昨年から4人減少した。出場者は沖縄県からの3人など全国21都県から集まり、最高齢者は83歳だった。落車で4人が救急搬送、2人が自力で受診したが、いずれも骨折はなく軽傷だった。
ボランティアは立哨を行った市消防団、市職員をはじめ、各種サポートをした商工会青年部・女性部、市観光連盟、レース後の選手たちにところてん、ソーメン、壱州豆腐などを振る舞った市婦人会・青年団、壱岐民宿組合、道路脇の草刈りを行った建設・土木業者、レース後の選手に鍼灸でボディメンテナンスを行ったこころ医療福祉専門学校のスタッフなど、約950人が大会を盛り上げ、支えた。
九州地方は前日4日に梅雨入りが発表され、4日は激しい風雨に見舞われたが、5日朝は雨が上がり、開催は予定通りに行われた。
道路は水たまりが残る部分もあるウェットな状態で、時折強い風が吹く気象だったこともあり、選手たちは例年よりも慎重に、スローペースでレースを進めた。
50㌔はエリート(日本自転車競技連盟所属選手)で4連覇を狙っていた白石真悟選手(35=山口)が、単独で抜け出した40㌔付近でまさかの落車で後退。その後は強風を避けて先頭集団の入れ替わりが続き、ラスト1㌔の上り坂ではエキスパート(連盟所属以外の選手)選手も含めた10人前後が一団となる大混戦。ゴール前100㍍の勝負となり、エリートは今井基裕さん(29=埼玉)が初優勝。エキスパートは中原裕章さん(36=熊本)が4年ぶり2度目の優勝を果たした。
中原さんは「4日に試走した時には土砂降りで寒くてどうなるかと思ったが、奇跡的に雨が上がってくれた。本来なら逃げて勝ちたかったが、風が強かったので集団で我慢して、残り1㌔からスパートした。ゴール前でエリートの3人に抜かれたが、エキスパートの選手には抜かれないと確認していたので、思っていた通りのレースになりました」と会心のレースを振り返った。
女子50㌔は田方佐矢子さん(32=長崎)が2位以下を大きく引き離した。「3回目の出場で、初めて優勝できたのはうれしかった。女子選手が前にいないことには最後まで気がつかなかった。目の前で落車があって怖くなったが、男子選手が声を掛けて集団に入れてくれた。コースはきつかったけれど、楽しく走ることができました」とさわやかな笑顔を見せた。

【成績】
▼エリート50キロ ①今井基裕(埼玉)1時間24分13秒②佐藤信哉(福岡)1時間24分14秒③井上健志(東京)1時間24分15秒
▼エキスパート男子50㌔ ①中原裕章(熊本)1時間24分16秒②秋田智和(福岡)1時間24分17秒③古川豊英(福岡)1時間24分18秒
▼同女子50㌔ ①田方佐矢子(長崎)1時間39分33秒②古賀美紀(熊本)1時間40分21秒③近藤ゆみ(福岡)1時間40分44秒
▼同(U‐19)30㌔ ①小川旦(福岡)43分07秒②黒岩誠(福岡)43分13秒③満上亘(福岡)43分15秒
▼同(U‐39)30㌔ ①森兆史(福岡)43分14秒②谷本康仁(山口)43分14秒③松本光亮(佐賀)43分19秒
▼同(U‐49)30㌔ ①木村寛(福岡)43分15秒②田尾茂郎(兵庫)43分18秒③松尾幸雄(福岡)43分19秒
▼同(U‐59)30㌔ ①塚本茂浩(福岡)45分24秒②森本浩樹(福岡)45分32秒③坂本祥一(福岡)46分50秒
▼同(O‐60)30㌔ ①井上好徳(福岡)47分11秒②津村民生(山口)48分02秒③柿本潔(福岡)48分14秒
▼レディース30㌔ ①岩吉ちひろ(福岡)49分32秒②中島友子(福岡)51分26秒③市川寿美(山口)52分38秒
▼ジュニアエキスパート30㌔ ①藤田翔太郎(福岡)45分26秒②岡山優太(福岡)46分56秒③山内伊織(福岡)48分10秒
▼小学生8㌔ ①松本昂大(長崎)16分34秒
▼中学生8㌔ ①濱田智鵬(福岡)12分48秒②石井海斗(大分)13分44秒③三浦駿(大分)13分57秒
▼チーム特別賞 ①VC Fukuoka4時間13分14秒②津末レーシング4時間13分57秒③チームファンサイクル4時間16分03秒

 

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