壱岐焼酎のPRイベント「壱岐焼酎ひろば」(壱岐焼酎委員会主催)が8日、ホテルステラコート太安閣プラネットホールで開催され、約200人が参加した。同委員会主催のPRイベント開催は今年で6年目。
今年は、市議会9月会議で「壱岐焼酎による乾杯を推進する条例」が制定されたことを記念し、福岡を拠点に活躍している女性ビッグバンド「Funky Panty」を招へい。「Swing Dream with Iki Shochu」と題して、サックス、トランペット、トロンボーンの生演奏でジャズを楽しむ、粋な雰囲気での幕開けとなった。
500円で7蔵の焼酎が味わえる「角打ち」コーナーは、白川博一市長の「壱岐焼酎で乾杯!!」の掛け声でスタート。新商品、こだわりの1本など、7蔵が用意した各5種類の焼酎をできるだけ多く試飲しようと、各蔵のブースには行列ができ、それぞれの銘柄について蔵人に質問する熱心な焼酎ファンも多かった。
ホテルロビーではカキ、ホタテ、ハマグリを七輪で焼くなど、焼酎に合う肴も各種用意され、1等は壱岐焼酎1年分(1・8㍑42本)が当たる大抽選会で盛り上がるなど、参加者は壱岐焼酎を堪能するひと時を過ごした。
同委員会・林田増孝委員長は「壱岐焼酎にとって、今年は乾杯条例制定という素晴らしい1年になりました。このイベントで各蔵の様々な銘柄を飲み比べ、壱岐焼酎の新たな魅力を発掘して、多くの人に広めていってもらいたいと思います」とイベントが販路拡大の起爆剤になることを期待した。