第18回「むぎ焼酎壱岐の会ゴルフコンペ」(玄海酒造主催)が7日、壱岐カントリー倶楽部で島外からの60人を含む80人が参加して開かれた。関東から酒類販売業者や東京壱岐雪州会、長崎県人クラブ関係者を始め、東海、関西、福岡など全国各地の壱岐出身者らゴルフ愛好家が集った。
コンペは毎年、七夕の時期に開催されており、壱岐での開催は平成19年以来8年ぶり3回目。80人の参加は壱岐でのコンペで過去最多人数となった。近年は主に千葉カントリークラブ(千葉県野田市)で開催しているが、今回は壱岐市の活性化に少しでも役立とうと、壱岐での開催に踏み切った。
6日夜にホテルステラコート太安閣で「前夜祭」が開かれ、約110人が参加。壱岐神楽の奉納や鏡開きが行われ、ゴルフ談議などで親交を深めた。山内賢明玄海酒造会長は「壱岐のゴルフコースは戦略性に富んでおり、ここでのスコアはその人の実力を示す」と同クラブ理事長としてのコース解説した。
プレー当日は梅雨前線と相次ぐ台風の接近も影響して、これまで好天気に恵まれていたこの大会としては珍しく大雨に見舞われ「雨中の決戦」。人数が多いためショートホールを除く各ホールからスタートするショットガン方式でプレーが行われた。
雨中での厳しいコンディションに多くの人が悪戦苦闘。しかしグロス76で回る実力者もいて、ベスグロ争いは高いレベルで展開された。競技後の表彰式では参加者全員に玄海酒造の焼酎と焼酎スイーツなどが配られ、初めての来島者も壱岐での休日を満喫した。
優勝は服部良一さん、2位大久保隆さん、3位岩永隆さんだった。