小学生ソフトボールシーズンの開幕となる第9回市協会長杯壱岐市小学生春季大会が4日大谷公園専用球場で、リンクリーグ方式で行われ、5チームが出場した。
各チーム2戦ずつを行い、複数の2勝0敗チームがあった場合は失点数で順位を競った。芦辺が第1試合で初山に11‐0、第3試合で筒城に6‐2と失点2で2勝を挙げて、第2試合で志原を14‐0で下した渡良の2戦目を見守った。
第4試合の渡良‐筒城戦はゼロ行進が続く投手戦。タイムアップが近付いた6回裏一死無走者から、渡良の竹下大貴主将(6年)が右越え本塁打を放ち、貴重な1点を先取。竹下大主将の妹でエースの竹下真愛投手(5年)が7回表の筒城の攻撃を三者凡退に抑え、1試合目に続く連続完封で、渡良は2勝、失点0で優勝を決めた。
連続完封の竹下真投手は「去年は優勝がなかったので、今年最初の大会で優勝できて嬉しかった。四球が2試合で1つだけと、無駄な走者を出さなかったのが良かった」と試合を振り返った。
決勝本塁打の竹下大主将は「相手投手がずっとアウトコースばかり攻めてきていたので、外一本で狙っていた。打った瞬間に外野を越える手応えがあった。去年は6年生が1人もいなかったので苦戦したが、今年は全部の大会で優勝したい」と喜びを語った。
▼成績 芦辺11‐0初山、渡良14‐0志原、芦辺6‐2筒城、渡良1‐0筒城、志原5‐1初山