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7競技に5百人出場。市中体連球技・剣道大会

第69回市中体連球技・剣道大会が18、19日、市内各会場で7競技が行われ、4中学から約5百人が出場。県中学総体(7月27~29日)に出場するチーム、個人が決まった。団体戦11種目は、郷ノ浦5勝、芦辺3勝、勝本2勝、石田1勝だった。

勝本を除く3校が出場したバスケットボールは、男女とも郷ノ浦が優勝した。

男子は、昨年優勝の石田にともに勝った郷ノ浦と芦辺が第3試合で対戦した。石田戦は88‐75と接戦になった郷ノ浦だったが、芦辺戦では3ポイントシュートを立て続けに決め、リバウンドも高い確率で確保するなど体格を活かした個人技も冴え、終始リードする展開。選手層の厚さ、第1・3試合という試合順の有利さもあり、89‐46で芦辺を圧倒した。小山征吾キャプテン(3年)は「1人1人が最高のプレーをできた。県大会では1つのケアレスミスが敗戦につながるので、より息の合ったプレーでまずは1勝を目指したい」と意欲を語った。

女子は3チームの実力が伯仲。芦辺相手に1勝の郷ノ浦と、1敗の石田が第3試合で対戦し、2ゴール差程度の接戦が第4クォーターまで続いたが、60‐53で郷ノ浦が振り切り、昨年に続いて優勝した。山口璃温キャプテン(3年)は「勝てるかどうか、最後まで判らなかったが、負ければ3年生にとって最後のゲームになるかもしれないので、必死だった。この苦しい経験は県大会でも活かせると思う。直前に三菱電機コアラーズの選手たちに指導を受けたことで、ドリブルの多様さなど試合に活かすことができた」と県大会へ向けて自信を深めていた。

バレーボールは男女とも4校がリンクリーグで予選を行い、勝ち上がった2校が決勝で対戦。男女とも芦辺が優勝した。

男子の芦辺は郷ノ浦と対戦し、第1セット25‐21、第2セット25‐23とともに接戦をしのいだ。吉野光キャプテン(3年)は「最後はギリギリだったが、相手のサービスミスで勝利を拾った。負けたら終わりだと思っていたので、緊張した。スパイク、アタック、レシーブとも、まだまだなので、県大会まで時間は少ないが懸命に練習して、ベスト4を目指したい」と話した。

女子の芦辺は石田に25‐21、25‐11で昨年に続いて優勝した。福井結心キャプテン(3年)は「きつい練習を通してチームが1つにまとまることができた。ブロック、サーブの精度を上げて、県大会ベスト8の目標を達成する」と意欲を見せた。

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