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5種目で大会新記録 壱岐の島新春マラソン

2167人が疾走した第29回壱岐の島新春マラソン大会(11日・芦辺ふれあい広場発着特設コース)。風速5~6㍍の強風が吹く厳しい条件となったが、「ハーフ60歳代男子」(土谷泰弘さん)、「10㌔男子60歳以上」(岳野照雄さん)、「5㌔60歳以上女子」(丸尾ミチ子さん)、「3㌔中学生女子」(田中亜可梨さん)、「2㌔小学6年生男子」(渡野幹大さん)の5種目で大会新記録が樹立されるハイレベルなレースとなった。
ハーフマラソン各部門優勝者にJAL千歳マラソンへの招待、3㌔中学生女子優勝の田中亜可梨さん(芦辺2年)に野口みずき賞、5㌔中学生男子優勝の三浦壱太朗さん(郷ノ浦2年)に谷口浩美賞がそれぞれ贈られた。
マラソン(2㌔小学6年生男子・渡野幹大さん)★2㌔小学6年男子1位渡野幹大さん(霞翠)「去年はコースを間違えて3位になって悔しい思いをしたので、今年は絶対に優勝したいと思っていた。ペースを考えずに最初から飛ばした」。
★1㌔小学2年生と保護者1位柳原隆次さん(38)・誉世さん(沼津)「子どもと一緒に優勝できて嬉しかった。ハーフの練習もしているので、1㌔は短距離の感覚で、同級生だった岩本圭介さん(小学1年生と保護者1位)と競り合いながら楽しく走った」(隆次さん)。
★1㌔小学3年生と保護者1位村部茂さん(35)・颯一郎さん(初山)「正月に不摂生をしていたので、苦しかった。でも子どもと走れて、良い思い出になった」(茂さん)
★5㌔中学生男子1位三浦壱太朗さん(郷ノ浦2年)「最後が逆風で苦しかったけれど、ラスト1㌔でしっかりスパートができた。今年はサッカーでもっと頑張りたい」。
★5㌔29歳以下男子1位益川洋武さん(壱岐高2年)「1㌔過ぎから1人になってしまい、ペースを作るのが難しかった。優勝できたのは嬉しいが、15分台を狙っていたのでタイムは不満が残った。今年は三千㍍障害でインターハイへ行きたい」。
★5㌔70歳以上男子1位鈴木鑛満さん(71)「去年に続いて連覇ができた。熊本から来た甲斐があった。壱岐は良いところだね。来年もぜひ参加したい」。
★10㌔39歳以下男子1位崎長雅史さん(壱岐高2年)「32分台を狙っていたのでタイムは不満だったが、正月1週間走っていなかったことと、風の強さで仕方がなかった。高校総体5千㍍では15分30秒を切りたい」。
★ハーフ60歳台男子1位土谷泰弘さん(63)「最近は5㌔ばかり走っていて、ハーフなんて久しぶり。無理をするんじゃなかったと後悔しながら走っていた。まさか新記録で優勝できるとは思ってもみなかった」。
★5㌔29歳以下女子1位加藤浩美さん(壱岐高1年)「19分30秒を切りたかった。もっとタイムを伸ばせるように練習したい」。
★5㌔30歳代女子1位松山晃子さん(36)「教員採用試験の準備で走ることから遠ざかっていたが、走る気持ちは大事にしていた。来年はもっと良いタイムで走る」。
★2㌔小学5年女子1位浦川日菜子さん(鯨伏)「折り返しでは2番手だったが、ラストスパートで抜くことができて嬉しい」。
★2㌔小学5年男子1位豊本昂甫さん(盈科)「グラウンド出てすぐに先頭に立ち、折り返し点では勝てると思った。サッカーでも頑張りたい」。
★2㌔小学6年女子1位末永恋菜さん(盈科)「7分15秒を目指していたので少し遅かったけれど、連覇を達成できて嬉しい。協力してくれた家族やジュニアランナーズの先生方に感謝している。中学ではバレーボールをやるつもりだが、陸上の大会にも出続けたい」。

マラソン(コスプレランナーも大会を盛り上げた)

 

マラソン(1㌔小学1年生と保護者・岩本さん親子)

マラソン(5㌔中学生男子・三浦壱太朗さん)

 

 

マラソン(2㌔小学6年生女子・末永恋菜さん)

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