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「世界と長崎の貿易品展」 博物館オープン収蔵展示

県埋蔵文化財センターのオープン収蔵庫(一支国博物館1階)が2日、展示替えした。
新たな展示は「世界と長崎の貿易品展」。江戸時代から明治初期を中心に中国、韓国、タイ、ベトナム、イギリス、オランダ、ドイツなどから海を渡って長崎に入ってきたもの、長崎から世界へ輸出するために作られたものなどを紹介している。
ひと際目を引くのが万才遺跡から発掘されたプリントウェア(銅版画の技術を使ってデザインされた陶器)の大皿。出島のオランダ商館員が個人貿易で輸入したもので、オーロレアという女神の名がつけられたバラの絵柄がプリントされている。
栄町遺跡などから発掘された長崎貿易銭「元豊通貨」は、江戸時代に鋳造された「寛永通貨」が幕府により海外への持ち出し禁止となったため、長崎奉行所が幕府の許可を受け貿易決済用に製造した銅銭で、鋳造にあたりモデルとした中国の北宋銭と並べて展示されている。
その他、長崎奉行所跡から発掘された18世紀のワインボトル、ジンボトル、フリューゲルグラス(翼状の飾りを脚部に持つグラス)の破片など、唯一幕府直轄で貿易を行っていた長崎ならではの遺物が多数展示されている。
10月4日まで、入場無料。

 

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