地域情報

早期解決向け1千頭を目標に 猫119頭に不妊去勢手術、12月に第2回予定 どうぶつ基金

犬や猫の殺処分ゼロの実現を目指す公益財団法人どうぶつ基金(兵庫県芦屋市、佐上邦久理事長)は9月26~29日、本市で野良猫や多頭飼育の状態にある猫119頭に無料去勢不妊手術を施した。手術会場の芦辺町芦辺浦の「旧しんぎょれん」の建物には、事前に申し込まれた猫が持ち込まれ、建物横で同基金から派遣された獣医師がスペイカー内で次々と手術。猫にはワクチンとノミ駆除薬も投与され、手術後は元の場所に戻された。手術は壱岐市からの申請を受けて実施され、27日には佐上理事長が篠原一生市長を表敬訪問。佐上理事長は「問題を解決するには、飼い猫も含めて全頭不妊手術をしないと、結局は元の木阿弥(もとのもくあみ)」と強調し、「継続して獣医を送る準備がある。市も市民もボランティアの方も一体となって進めていただきたい。1千頭くらいを目標に(手術を)やっていきたい」と述べ、野良猫の問題解決に向け、壱岐市側の体制を求めた。

関連記事

  1. アイガモ放鳥 さなぶりの祭り
  2. 秋の夜空に大玉開く 壱岐島ふるさと花火
  3. 「挑戦し続けます」 成人式で誓い新た
  4. インターネット速度改善へ。通信施設整備に3300万円計上。市議会…
  5. 幸福の使者コウノトリ飛来 但馬との友好関係を深める
  6. 「海の駅・湯がっぱ」開設へ 湯本・おさかなセンターを改装
  7. 朝鮮人遺骨を天徳寺に移送。終戦直後の引揚船事故犠牲者、埼玉から4…
  8. 石路遺跡の牛骨は9~10世紀。年代測定で想定200年遡る。島内最…

おすすめ記事

  1. 子牛価格12・5万円増の高騰 3年8か月ぶりの平均70万円超 壱岐家畜市場 74万7083円
  2. 6小学校の児童が鑑賞 沼小150周年で記念演劇鑑賞会
  3. 原の辻遺跡特別史跡25周年 記念シンポジウム

歴史・自然

PAGE TOP