壱岐市敬老会が「敬老の日」の15日、今年度中に70歳以上となる計7598人を対象に市内4会場で行われ、喜寿(77歳)を迎えた363人、米寿の228人には褒状が授与された。
文化ホールで行われた郷ノ浦会場では、喜寿の121人、米寿の85人の各地区代表者に白川博一市長から褒状が手渡された。白川市長は「市内の100歳以上の方は27人、最高齢は105歳が3人いらっしゃる。70歳以上の7千6百人の方々は戦中戦後の厳しい時代を乗り越え、故郷・壱岐のために懸命に力を尽くして来られた。皆さんが今後安心して暮らしていけるように、介護、医療福祉など施策の充実を図っていきたい」とあいさつした。
アトラクションでは壱岐文化ホールジュニア合唱団が「ウルトラマン」「ウルトラセブン」など招待客が子育てをしていた時代のテレビ番組主題歌や「ずいずいずっころばし」などのわらべ歌を合唱。柳田地区婦人会は見事な蛇踊りを披露。空手道修練会スポーツ少年団は技、型で元気いっぱいの演舞を見せて、招待客を喜ばせた。
アトラクションは、勝本会場(壱岐西部開発総合センター)は勝春会、華京会、若菜会による日本舞踊など、芦辺会場(壱岐島開発総合センター)は勝春会の日本舞踊、ザ・ハーモニーのバンド演奏、石田会場(石田農村環境改善センター)は各地区婦人会の舞踊・コーラス、玄海太鼓82の会の子ども太鼓などが披露された。
壱岐振興局によると今年度に100歳に到達する人は17人で、19日から順次、松尾明彦壱岐振興局長が知事祝状と長寿祝金(5万円)、内閣総理大臣祝状と記念品の銀杯を、各戸を回って贈呈する。