地域情報

1年間の豊作を祈願 献穀田お田植え祭

 県神社庁壱岐支部(榊原伸支部長)は24日、郷ノ浦町沼津地区の爾自神社氏子・竹富寛さん(同町有安触)の斎田で、献穀田お田植え祭を開いた。同支部によるお田植え祭は27回目。
 田長(竹富寛さん)、耕作長(竹富文治さん)、田男・早乙女(沼津小学校児童ら26人)、白川博一市長、川﨑裕司JA壱岐市組合長、地元の人たちが参列して、1年間の豊作を祈願。壱岐神楽「豊年舞」などが奉納され、注連縄(しめなわ)に囲まれた献穀田で菅笠、茜たすきに身を包んだ地元小・中学、高校生の早乙女、田男が、古式にのっとり早苗を植え付けた。
 初めて早乙女を務めた日髙礼乃さん(壱岐高1年)は「家は農家ではないので、これまで田植えの経験がなかった。田んぼの中は最初はヌルヌルとしていて気持ち悪かったが、すぐに慣れて、苗を1本1本、丁寧に植え付けた。お米の大切さや古くから伝わる日本の伝統文化を感じることができた」と話した。

関連記事

  1. 市長選3候補インタビュー
  2. 7月1日一斉に乾杯 壱岐焼酎の日
  3. 1~3月期8・3%減 長崎県観光動向調査壱岐ブロック
  4. 児童が一般質問 盈科小模擬議会
  5. 壱岐ウルトラマラソン。今年度の中止が決定。
  6. 山口幹雄賞は福岡教育大1年生、中村遼太さん(19)。第62回市美…
  7. イカ釣り大会で 島外から多数参加
  8. 25年度も10万人突破 一支国博物館入館者 須藤館長インタビュー…

おすすめ記事

  1. 妻ヶ島でかくれんぼ大会 大自然を満喫、観光イベント定着へ
  2. 中村遼太さん2度目の山口幹雄賞 書「送元二使安西」で別れを表現 第69回市美術展
  3. 日韓で海洋プラごみ回収 50人参加でトラック3台分

歴史・自然

PAGE TOP