本年度入学する壱岐高校の離島留学生と市内小学校のいきっこ留学生の入市式が7日、壱岐の島ホールで開かれ、高校生3人と小学生4人が出席した。
式では留学生紹介に続いて白川博一市長が「壱岐市へようこそ、心から歓迎いたします。壱岐市を選んでいただき光栄に思います」と歓迎し、「私たちは昨年度1年を通じて留学制度の改善を図ってきた。留学生の困りごとや不安感にいち早く寄り添い、解決できるよう体制を整えている。関係者一丸となって支援するので安心して留学生活を送ってもらいたい」と述べた。
離島留学生を代表して、兵庫県丹波市の宮野幸一さんは「楽しいことも苦しいことも多いと思うが、壱岐で古代のロマンを感じながら、歴史や中国語をしっかり勉強したい」と抱負を述べた。
また、いきっこ留学生を代表して静岡県静岡市から「しま親留学」で盈科小学校に入る5年、中村心さんは「初めて壱岐に来た時、静岡よりも静かで海がきれいだった。刺身や干し柿が美味しかった。壱岐で出会った人は優しく話しやすかった。壱岐の人と仲良くなって壱岐の自然の中で暮らしたいと思いました。壱岐での生活を楽しんで、静岡に帰った時に友達や家族に自慢したい」と述べた。