第57回勝本港まつり(勝本浦部公民館連合会主催)が15日、勝本浦一帯で行われた。
昼前から日の丸、吹流し、3枚の大漁旗の計5枚のフライ旗を掲げた約50隻の漁船が、勝本湾外から湾内へ3周回る海上パレードが実施された。大音量の軍艦マーチが流れる中、大漁の願いを込めた漁船が、旗をなびかせながら勇壮な周回を続けた。
午後からは勝本小、霞翠小、勝本中の児童・生徒が鼓笛隊、神輿、ソーランなど普段の練習の成果を見せるパレードが、コロナ禍が明け4年ぶりに復活。辰の島遊覧船ふ頭から聖母宮までの約2㌔を約2時間かけて練り歩き、街中には子どもたちの「祭りだ、祭りだ、ワッショイ、ワッショイ」の元気な声が響き渡った。
パレードのトリは海上自衛隊壱岐警備所の蛇踊りが務めたが、漁協女性部、漁協職員、市役所港まつり協力会、商工会青年部らの恒例となっている仮装行列は今年も見送られた。