県高校新人ソフトボール大会がこのほど、諫早市で開かれ、壱岐商は1回戦で佐世保商・東翔連合チームに8‐2、2回戦で長崎女子に10‐0で勝利した。準決勝は長崎商に7‐0で敗れたものの、同部としては8年ぶりのベスト4入りとなった。
田中恵愛キャプテン(2年)は「部として『ベスト4』が先輩たちの時代からの目標だったので、それを達成できたことは、まずは嬉しかった。毎週のように遠征して、様々な経験を積んできたことが大きかった。1、2回戦は、重い木製バットを振り込んで筋力をつけ、金属バットでは鋭く振ってボールをアジャストする練習の成果が出て、打ち勝つことができた」と大会を振り返った。
一方で、準決勝の長崎商戦はノーヒットノーランに抑えられる完敗だった。「台風の影響で2日間延びて、体を動かすことができなかったので準備不足もあったが、力不足も明らかだった。相手は攻守ともそつがなく、チームのコミュニケーションも素晴らしかった。もっともっと練習して、10月29日からの選抜大会では長崎商にリベンジできるように頑張る」と打倒・長崎商を目標に掲げた。