歴史・自然

市内最大「山川家のエノキ」 台風の強風で折れる

台風11号の強風で、郷ノ浦町平人触の市指定天然記念物「山川家のエノキ」が折れているのが見つかった。
所有者の男性が、6日朝に家周辺を見回った際、幹の中ほどから折れているのを見つけた。市内最大のエノキとされ、折れる前は樹高14㍍、幹回りは6㍍あった。以前から幹の内部は空洞になっており、風が吹くと揺れ、枝が落ちるなどしていたという。だが、敷地内にはこのエノキの実が落ちて育ったと見られるほかのエノキも複数生えており、命を繋いでいる。古くから「縁の木」として有難い木として神社の御神木となっていることも多い。このエノキは民有地の敷地内にあるが、近くの国道からそびえる姿が見え、市民に親しまれていた。

関連記事

  1. 山崎近くで羽休め 北帰行のマナヅル 寒気影響?例年より遅い渡来
  2. 半城湾の陸上いけすにサンゴ 未解明の産卵示す裏付けか
  3. 壱岐安国寺の中世文書 県指定文化財に
  4. 環境省サンゴ礁保全計画 モデル事業「壱岐島」を選定
  5. 自然農法でアイガモを放鳥 原の辻さなぶりの祭り
  6. 伝承を検証「壱岐の元寇展」 一支国博物館で特別企画展開幕
  7. 判明!!日本最古のイエネコの骨 「カラカミ遺跡」遺構から発掘 1…
  8. 美しい海を目指して 壱岐高生徒がアイデアコンで発表

おすすめ記事

  1. 「歩こーで!」壱岐市が2連覇 企業団体はイチヤマが優勝
  2. 4百人が収穫の秋楽しむ 王都米づくり収穫祭
  3. 高精細複製の南蛮屏風 一支国博物館で展示

歴史・自然

PAGE TOP