第73回県高校駅伝大会が5日、諫早市のトランスコスモススタジアム周辺特設コースで開かれ、男子は7区間42・2㌔に38校、女子は5区間21・1㌔に22校が出場。女子の諫早は3区野村夏希(1年=郷ノ浦中出)、5区でアンカーの田中咲蘭(2年=芦辺中出)の壱岐出身者2人を含む5人がいずれも区間賞を獲得する完全優勝で3年連続27回目の女王に輝き、12月26日に京都市で開かれる第72回全国高校駅伝競走大会(通称・都大路)への出場を決めた。田中は1年だった昨年、県大会で4区を走り区間賞を獲得しながら、全国大会ではメンバーから外れる悲運を味わっただけに、その雪辱の思いを込めたアンカーとしての激走となった。