スポーツ

壱岐Jrリレー県大会連覇。8月18日横浜全国大会出場。

第34回全国小学生陸上競技交流大会長崎県予選が24日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で開かれ、壱岐ジュニアランナーズ(Jr)から男子8人、女子7人が出場。男子4×百㍍リレー決勝で壱岐Jrチーム【山内琉空(りく)、重井鞍吏(あんり)、田中咲稀人(さきと)、東谷豊連(とよまさ)=いずれも6年】が54秒14で昨年に続いて連覇を果たした。

2008年北京五輪、16年リオデジャネイロ五輪でともに銀メダルを獲得し「日本のお家芸」と呼ばれている男子4×百㍍リレーだが、小学生では「壱岐のお家芸」となった。昨年は岩本瑞生(予選は吉川明輝)、福原成揮、立川聖、竹下紘夢のメンバーで県大会を圧勝し、全国大会でも準決勝まで進んだが、「スーパー小学生」と言われた竹下をはじめ、いずれも6年生だったため、今年はすべて新メンバー。未知数な部分も多かった。だが壱岐Jrは強かった。予選1組で54秒77の1位になると、予選5組までにこのタイムを超えるチームはおらず、予選2位の福江クラブAに0秒99差をつけてのトップ通過を果たした。

決勝はその福江が最大のライバルと目されていたが、同チームは1・2走間のバトンパスでミスして大きく遅れた。壱岐Jrは1走の山内から重井、田中、東谷と流れるようなバトンリレーを見せて、予選タイムを更新する54秒14。2位ISAHAYA JrAに1秒83の大差をつける圧勝で、昨年に続いてこの種目で全国切符を手にした。昨年は6年百㍍で決勝に進んだのは3位になった竹下1人だけだったが、今年は重井が3位、東谷が4位で、辞退した山内もいる。田中も準決勝に進んでおり、全体的なレベルでは昨年のチームに負けないものがある。全国大会での決勝進出も決して夢ではない。

▽1走山内「6年百㍍準決勝は13秒93の全体7番目で決勝進出を決めていたが、リレーに体力を温存するために決勝出場を取り止めた。それだけリレーで勝ちたい気持ちが強かったので、優勝できて本当に嬉しい」。
▽2走重井「バトンパスがスムーズにできたのが勝因だと思う。もっと練習すればまだタイムは詰められる」。
▽3走田中「初めての大きな大会で緊張したが、ミスなく走ることができて満足している。予選で2位とはかなりタイムが離れていたので、自信を持って決勝に臨めた」。
▽4走東谷「去年のチームと同じくらいのタイム(53秒82)で走りたかったが、残念ながら届かなかった。でも全国では昨年のチームよりも上の成績を目指したい」。

関連記事

  1. 芦辺地区第1分団 驚異の218点(ポンプ車) 郷ノ浦地区第7分団…
  2. ホタルの乱舞が始まった 清水橋では早くも数百匹
  3. 海難事故供養に卒業生が漕ぐ 勝本ペーロン大会
  4. 海・陸料理が大集合 地域おこし協力隊が発案
  5. 地域おこし協力隊・松本浩志さんが観光連盟事務局長就任
  6. 庁舎移転に猛反対 郷ノ浦地区説明会 ケーブルテレビ 放送日未定
  7. 竹下紘夢(渡良5年)が全国4位の快挙 全国小学生陸上競技交流大会…
  8. 壱岐出身2選手が優勝目指す バレーボール・山川賢祐

おすすめ記事

  1. 壱岐初のZINEイベント 市内外40組が出展
  2. 田中海凪さん(石田中2年)に内閣総理大臣表彰 障害者週間のポスターが全国最高賞 ヘルプマーク の周知訴える
  3. 壱岐署が各種支援活動を実施 12月2日まで犯罪被害者週間

歴史・自然

PAGE TOP