地域情報

旅の思い出に 有志が芦辺港にピアノ設置

芦辺港ターミナル2階待合室に7月末、ピアノが1台設置され、観光客らが弾き、旅路最後の思い出を刻んでいる。

設置したのは、市内の有志でつくる「港にストリートピアノを設置する会」。今年4月に音声SNSアプリで市内外の人で集まり世間話をしていたところ、「旅人たちに素敵な思い出作りをしてほしい」と話が盛り上がり、島の出入り口である港にピアノを置くことを思いつき、会を設立した。

ピアノは有志から無償で譲り受け、椅子や消毒液、注意喚起の説明板の費用はクラウドファンディングで寄せられた寄付で賄った。 ピアノは今後、画家、コガワ健太さんによって装飾される予定という。

会のメンバーの1人で、インドのソフトウエア会社の日本法人営業部長、小野一馬さん(35)=北九州市出身、石田町在住=は、「壱岐を離れる前の最後の思い出を彩るような存在になってくれれば」と話している。

今後、博多、壱岐、対馬などを結ぶ他の港にも設置していきたいという。

関連記事

  1. 611㌔おいきの旅がゴール。朝来市から20人が弥兵衛墓参。
  2. 1月ジェットフォイル指定席化。九州郵船が元社員の着服を謝罪。航路…
  3. 田河小・神田教諭が受賞。文科大臣優秀教職員表彰。
  4. 本市出身日高が先制弾。国見が新人サッカー優勝。
  5. 感染症警報を継続 ヘルパンギーナ
  6. タイワンリスの被害拡大。光ケーブル切断相次ぐ。昨年は1万6300…
  7. 小中学校の給食費無料化策を明言 白川市長が子育て改革案
  8. ギネス世界記録達成 555人が壱岐牛リレー

おすすめ記事

  1. 篠原市長が初登庁、就任式で演説 「一緒に日本一幸せな島へ」
  2. 4年ぶりに開催 津神社壱岐国牛まつり
  3. 重家酒造がグランプリ獲得 九州の蔵で初 「 松尾大社酒-1グランプリ」

歴史・自然

PAGE TOP