壱岐酒造協同組合は、これまで有償で引き取ってきた島内産焼酎と清酒の720㍑以下のビンについて、8月1日から無償での引き取りに変更すると発表した。
この変更に伴い、720㍉㍑以下の瓶も地域のリサイクル(ゴミ)ステーションでも取り扱いが可能となり、これまでの酒造メーカーや小売店での引き取りと合わせ、双方での利用を呼び掛けている。なお、一升瓶と900㍉㍑の空き瓶は従来通り、有償で酒造メーカーと酒屋で引き取る。
島内酒造メーカーはこれまで、再利用可能な「リターナブル瓶」に分類される一升瓶と900㍉瓶に加え、資源再利用の観点から「ワンウェイ瓶」に分類される720㍉以下の瓶も有償で回収し、洗浄した上で再利用してきた。しかし、近年は食への安全・安心が強く求められ、食品業界でも衛生上の指導が一層厳しくなり、720㍉以下の瓶は洗浄して再利用することが困難になったことから、現在は全て新品の瓶を使用している。