サクラが季節外れに開花する「狂い咲き」が市内各所で見られ、住民らが目をとめている。
9月26日、住吉神社の境内では1本の木に30輪ほどが開花しているのが見られた。昨年もこの時期に開花したという。このほか男女岳ダムや永田ダム周辺でも同様に開花しているのが見られた。
自然科学を研究している壱岐「島の科学」研究会会長の山内正志会長(82)によると、秋に咲くサクラの品種もあるが、島内に自生している可能性は低いという。昔から狂い咲きは見られ、サクラ以外の花でもある。また、寄生虫が刺激して開花することもあるが、はっきりしたことは不明という。