市総合計画審議会の長嶋立身会長と川﨑裕司副会長は22日、第3次壱岐市総合計画案を白川博一市長に答申した。同案は12月4日開会予定の市議会定例会12月会議に上程される。
第2次総合計画と市総合戦略が今年度末で期限を迎えることから、今年1月に白川市長が審議会に第3次計画の策定を諮問。14人の委員により、これまで5回の審議会、2回のワーキンググループ会議を開き、人口減少問題と地方創生を主眼として「総合戦略」を盛り込んだ全124ページの第3次総合計画案をまとめた。
計画のタイトルは「壱岐、誇り~我々が未来をつくる~誰一人取り残さない。協働のまちづくり。」。長嶋会長は付帯意見として「今回は総合戦略の包含とSDGs未来都市計画の整合を行った。市民、事業者、行政などがそれぞれの役割を果たし、連携しながら地域の課題を解決する市民主体の地域づくりを積極的に推進されるよう期待する」など3点を要望した。
白川市長は「タイトルを見ただけでもときめきを感じる斬新なもので、内容もいままでの計画とはまったく違う。委員会の意気込みが感じられる。計画内容を5年間のうちに全力で遂行することを約束する」と感謝の言葉を述べた。