スマートニュース社(本社・東京都)は22日、スマートフォン・タブレット用ニュースアプリ「SmartNews(スマートニュース)」の壱岐市チャンネルを開設し、配信を始めた。市町村としては全国初。
壱岐市ホームページの新着情報、UIターン情報を提供する「いきしまぐらし」、Iki‐Bizが運営する「壱岐なび」、市観光連盟が運営する「壱岐観光ナビ」、壱岐新聞社のニュースなど提携する計7種類の情報をはじめ、「壱岐」のキーワードで検索された新聞、雑誌、ブログなどの良質なニュースを一括して閲覧することができる。壱岐市チャンネルの登録方法は市ホームページや下記掲載のQRコードでアクセスするか、スマートニュースのトップページにある「もっと」のタブで「壱岐市」を検索し、「壱岐市チャンネル」を「追加」する。利用は無料。
同アプリは日米で5千万人以上がダウンロードしており、アクティブユーザー(日常的に利用している人)が2千万人いる日本最大級のニュースアプリ。会見したスマートニュース社の西口一希マーケティング戦略顧問は「今春までに47都道府県のチャンネルを開設し、次は市町村チャンネルを始めるにあたり、最初に壱岐を選んだ。Iki‐Bizと人脈があったこともあるが、私自身が何度か壱岐を訪れて、パワースポットやグルメも豊富で、素晴らしい情報発信をしているのを見て、もっと全国の人に知ってもらいたいと思った」と壱岐市チャンネル開設の動機を語った。
iKi‐Bizの森俊介センター長は「壱岐からの情報発信は多いが、これまではバラバラだった。スマートニュースで一括して閲覧できることで、島外からのUIターン増加につながるのではないか」と期待を込めた。 白川博一市長は「まずは1万人程度の登録を期待したい」と話し、市は市民への回覧、各地壱岐の会での広報、博多港・フェリーのポスター掲示などで周知を図る。