社説

中体連の情報発信に協力を。

市中体連の球技・剣道大会が18、19日に開催された。雨の予報で屋外競技は1日順延されたが、雨量は少なく県大会に影響が出ない形で無事に全日程を消化できた。県大会に進めなければ3年生にとっては中学最後の大会となるだけに、これまでの日々の練習の成果を見せようと必死にプレーする姿は、保護者でなくても胸を熱くさせられるものだ。その様子を紙面でもできるだけ早く、詳しく紹介したいのだが、会場が分かれており、少人数の地元紙ではフォローしきれない。できるだけ多くの会場を掛け持ちしたいが、ほぼ同時間進行であり、他会場の試合経過も判らず、なかなか難しいのが実情だ。

そこで市中体連にお願いしたいのが、報道機関への協力だ。雨天順延の情報は報道に連絡はなく、市ホームページにも掲載されていない。18日の中止は会場に行くまで知らなかった。各競技のプログラムは、球技・剣道大会では配布されていない。試合順・時間が事前に判らず、個人戦は氏名の確認を本人にしなければならない。会場での取材は、決勝終了後すぐに行えば他会場に移れることもあるのだが、閉会式が行われるため「閉会式後にしてくれ」と言われることがある。せめて優勝チームのキャプテンに1~2分間の取材ができれば閉会式の準備の間に終えれるのだが、規律を重視する先生は許可してくれない。

成績の発表は、代休があるため2~3日後になってしまう。できるだけ早くに成績を掲載したいが、締め切りの関係でその週に掲載できないこともある。県大会では試合直後に成績がホームページに掲載されている。システムや人員の違いがあることは承知しているが、県中体連のシステムを借りることができないものだろうか。過去の記録も事務局で整理・保存されていない。頑張っている子どもたちの中学生活の思い出に残るような紙面づくりのために、ぜひ協力をお願いできないものだろうか。

関連記事

  1. 子どもたちが安心できる町に。
  2. 苦手な勉強もきっかけが大切。
  3. 避難者の立場で防災計画を。
  4. 台風の事前情報充実を。
  5. 積極的な情報発信を。
  6. 社説・違法コピペ、絶対にダメ!
  7. 島基準という取組み
  8. 本末転倒な議会の姿勢

おすすめ記事

  1. 壱岐大大神楽勇壮に 住吉神社で奉納
  2. 最長23・7㌔完歩 霞翠小伝統の「ごみゲッツ」
  3. 市長らの給料減額案は否決 公金私的流用に「厳しい再発防止策を」

歴史・自然

PAGE TOP