昨年3月に本市で行われた芸能事務所WACK(東京都)の合宿オーディションが、今年も3月24日から30日まで、本市で開催されることが同事務所から発表された。合宿オーディションにはWACK所属メンバーから、BiSHのアユニ・D、GANG PARADEのヤママチミキら現役アイドル7人が参加することも決定。オーディション参加者は現在、募集が行われている。
昨年は3月12日から18日まで石田スポーツセンターを拠点に、アイドルを目指す24人が、BiSHのモモコグミカンパニーらとともに1週間の合宿生活を行いながら、歌唱、ダンスなどの審査、早朝マラソン、スクワット対決、人生ゲーム対決、激辛ソース入りの食事など生活も審査対象となり、やる気、根性、運、礼儀などが試され、毎日、数人ずつが脱落。9人が合格し、BiSなど3グループに加入した。その様子は24時間通してニコニコ動画で生配信された。またその動画は編集され、ドキュメンタリー映画「世界でいちばん悲しいオーディション」として1月11日から各地の映画館で公開されているが、壱岐には映画館がないことから、今年の合宿に合わせて3月4日に壱岐の島ホール大ホールで無料上映会が行われる。入場申し込みは現在、Iki‐Bizのホームページで受け付けている。
また、昨年のオーディション合格者発表は場所を移して大阪城音楽堂で行われたが、今年はオーディション最終日の3月30日に壱岐の島ホールで、2018年レコード大賞新人賞を受賞したBiSHをはじめWACK所属アーティストが一堂に会した入場無料ライブイベント「WACK EXHIBITION」の中で合格者も発表される。このイベント入場には壱岐島民枠も用意される予定で、申し込み方法の詳細は近く発表される。オーディションに合わせた全国からのファンクラブ・ツアーも企画されており、3月末の壱岐島はWACKアイドルたちの聖地と化す。